あっこの異文化交流日記

バンクーバー留学や各国の文化・トレンドについて情報発信しています♪

地球の反対側に存在する"オキナワ"

 やっほーこんにちは。あっこです。

 

 わたしが通う専門学校は4週間に1回クラス替えがあります。昨日から5ターム目で、4ターム目までメキシコ人のIちゃんとずっと同じクラスだったのですが、ついに離れてしまいました。わたしのブログネタも飢餓に陥りそうです。

 

 本日は各国にあるジャパニーズタウンについて少し。チャイナタウンやジャパニーズタウンが各国各都市に存在するのは、みなさん聞いたことがあるんではないでしょうか。6月にロサンゼルスに行ってきたのですが、リトルトーキョーというエリアがありました(治安が悪くて足を踏み入れられなかったけど)。

 中でも最近驚いたことはボリビアに「オキナワ」という町があることです。日系ボリビア人が住む場所で、毎年開かれるお祭りでは美味しい日本食がふるまわれるんだとか。カリフォルニアロールではなく、伝統的な日本の寿司が提供されていることでしょう、、、。この話は、少し前に同じクラスになったボリビア人から聞きました。オキナワはとても小さい町で、町を存続させることが大変なんだとか。そこで、子孫を残すために、日本人あるいは日系ボリビア人としか結婚してはいけない、という"ルール"があるそうなんです(友人から聞いた話なので事実かどうかは保証できません)。友人曰く、ボリビア人の彼氏彼女が出来た場合、町民から仲間外れにされると聞きました。本当の話だったら、なんだか悲しいですよね。確かにレガシーを残すことは大事ですけど、好きな人と結婚したいですよねみんな。

 

 バンクーバーにはジャパニーズタウンがありませんが、第二次世界大戦の前まで「ジャパタウン」が存在したんです。みなさまご存じでしたか?場所はちょうどガスタウンあたり。チャイナタウンの近くと言った方がいいかもしれません。ジャパタウンはリトルトーキョー、あるいはパウエル街とも呼ばれていました。当時は多くの日本企業やレストランだけでなく、仏教寺と銭湯もあったんだとか。しかし第二次世界大戦がはじまり、日本人が強制収容所に隔離されることとなり、戦後もカナダ政府の法規制により町を復活することが出来なかったというわけなんです。

 パウエル街と同じく、港町で有名なスティーブストンも昔日本人の住む町でしたが、同じように戦争の影響で衰退してしまったそうです。

 

 日本が島国ということもあってか、今まで他国に住む日本人について考えたことがなかったですが、政治や戦争、経済に大きく左右されながら、自分たちのレガシーを守るために彼らは必死に戦ってたんだろうなと。日本を離れてみて、違う角度から日本をながめている気がしました。

 

 バンクーバーに来て痛感したことは、他の国の人々に比べて、日本人は自国の歴史について詳しくないということです。わたしは歴史全般が割と好きなので知っている方だとは思いますが、それでも全然足りないと感じます。日本は卑弥呼の時代、それよりも前から長い歴史がありますが、別の国に変わってしまうほどの大きな変化はないですよね。

 一方で、ほとんどの国々は他国と地理的に密接しているので、歴史上紛争や領地の取り合いが絶えませんでした。国名や国籍、母国語が変わることもあったでしょう。という背景もあり、彼らにとって歴史とは彼らのアイデンティティを語る大事なピースなのだと思います。だからこそ日本人よりもはるかに自分たちの国の歴史に詳しいのだとわたしは考えます。

 

 いつも通り、何を語っているのかわからなくなりました。迷走が止まらないので終わりにします。記事を書くって難しいですね。なぜこんな迷走ブログを公開しようと思い立ったのか、本当に自分に呆れます。

 ということで本日はもうひとつのオキナワがあるということをご紹介しました!(笑)

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)