あっこの異文化交流日記

バンクーバー留学や各国の文化・トレンドについて情報発信しています♪

"断らないから"日本人はモテる?

 やっほーこんにちは。あっこです。

 就職先が決まってから心がルンルン状態で、ブログを書いていたことも忘れていた今日この頃です。

 

 前々回、日本人がモテる説についてちょっとだけ触れましたが(

https://akkoinfo.hatenablog.com/entry/2023/09/13/080103)、日本人女性は「断らないから」モテるというのが1つあると思います。

 これは良くも悪くも日本の文化だと思っています。「忖度」「におわす」「さりげなく」のようなワードがまさにそれ。日本人ってバッサリ断ることってあまりしないじゃないですか。相手を傷つけないように、独特な言い回しで間接的に伝え、相手に「察して」もらう、というのが日本人あるある。

 一方で海外のみなさまにとっては、「バッサリ物申す」がマナーというか常識。察するなんて言葉存在しないよって感じ。

 

 わたしがナイトクラブデビューした際の話をしましょう。当時のわたしはダイレクトに断る方法を知りませんでした。ナイトクラブってぼーっと立ってるだけで誰かが寄ってきて、一緒に踊り始めるんですよ。その速さと言ったらびっくり、断る余地もないって感じ。踊りながら話し始めるわけですが、「あー逃げたい」というのがその時の心境。だけど断れない、、、。結局当時一緒にいた友人にアイコンタクトを送り助けてもらい、その場はしのぎました。

 この話を各国の友人に話したら、イラン人の男性が逆に反論してきました。

 「嫌なら最初から断れ!許可するな!!!」

 彼は日本人女性をナンパした経験があり、一緒にご飯を食べに行く約束までしたものの、当日になって彼女がドタキャンしたんだそうです。という話を聞くと、日本人女性が悪いと思いますよね!ですが一方で、もし彼が強引に約束を取り付けて、断るタイミングを見失っていたんだとしたら、、、。「とりあえず1回会ってみようかな」と思ってみたものの、やっぱ無理だな、、、と思っちゃっていたり、、、。

 友人たちに相談して出た結論は、「彼氏がいなくても"彼氏がいるから2人で会えない!"と言え」です。その日からしばらく、フェイクボーイフレンドを語り、そのコミュニティ内では彼氏がいる日本人として特定されていました(笑) もうこの集まりには参加していませんし、ずいぶん前の話なのでまあ良いでしょう。結果オーライ。

 メキシコ人のIちゃんともこの議論をしたことがあります。Iちゃんもナイトクラブに行った際、男性が手を回してきたそうなのですが、「ペシっと叩いて終わり」だったそうな。わずか一撃。そんなことができたらわたしもやりたい。

 てなわけで、ナイトクラブには行かなくなったのであります。そもそも踊ることよりも人と話すことが好きなわたしにとって、無縁なアクティビティだよな~とつくづく思います。

 

 よくある偏見で「帰国子女は気が強い」って聞いたことありませんか?おそらくそれは偏見ではなく事実なのではないか、と思います。悪い意味ではなく良い意味です。自分の意見をストレートに伝え、意思を強く持つことが、海外での生き方だと思いますし、それに順応しているだけ。たくましくてかっこいいな~とむしろ憧れます。

 

 「海外かぶれ」というと響きが悪いかもしれませんが、良いところは吸収して、自分の好きなところは残して、人生最後の「性格形成」を楽しみたいと思います♪

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)