あっこの異文化交流日記

バンクーバー留学や各国の文化・トレンドについて情報発信しています♪

それって飲酒運転にならないの??

 やっほーこんにちは。あっこです。

 

 先日こんな出来事がありました。カナダ人とある夜飲みに行き、お互いビールを注文しました。友人は2杯目の半分をいったところで飲むのをやめ、発した言葉が

 「今日車で来ているから、1.5杯でやめとくわ」

 わたしは彼が車できていることなんて知るはずもなく、ただただ呆然とするしかありませんでした。今わたしはこのブログを通じて友人を告発しているのでしょうか、いや、そんなつもりでブログを書いているつもりはない、、、

 

 別の日にも、別の友人と山登りに行った際、友人が頂上で普通にビールを飲んでいたのですが、彼もまた車を運転してきていたんですよね。

 

 日本だと飲酒運転の車に同乗しているだけで、同乗者も免許停止になるじゃないですか。わたしは国際免許を持っていないので、特に被害はないですが、一応怖くなって調べてみたんです。

 日本は呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上の場合(BACが0.03)、飲酒運転とみなされます。一方で、カナダは血中アルコール濃度は1mlあたり80mg(BACが0.08)を超えると、$1000カナダドルの罰金が課されます。また、薬物に関しても限度が定められており、薬物とアルコールを過剰摂取し運転していた場合、最大で10年の禁固刑が言い渡されることもあります。

 ということはつまり??、カナダでは多少お酒を飲んでも運転できるということなんですね。ただ、アルコール血中濃度ってお酒の量に換算するのがなかなか難しいですし、体質や性別などによっても違いますよね。彼らはきっと過去に測定する機会があって、自身の「限度」を把握して飲酒をしているんでしょう(と信じています)。

 

 ちなみに日本では、免許取得後1年間は初心者マークをつける義務がありますが、バンクーバーには「Lマーク」と「Nマーク」があります。LマークはLearningの頭文字で、knowledge testという机上試験合格後にゲットできます。Lマークを1年間取得し、且つ実技試験に合格するとNマーク(Novice)が獲得できます。これでもまだ、フルライセンスは取得できていない状態です。Nマーク取得後、24か月連続で罰則ゼロをクリアし、最後の実技試験に合格することで、ついにフルライセンスが取得できます。

 日本の免許取得よりもかなり長い道のりな気がしますよね。まあ見方によっては、Lマークが初心者マーク、Nマークが一般ドライバー、フルライセンスがゴールド免許みたいなイメージもできるんですかね、わからん。詳しい方がいたらぜひ教えてください。

 

 最近車に乗る(乗せてもらう)機会が多かったので、日本との制度や規則の違いについて語ってみました。車だけでなく、さまざまな制度や規則の違いをよくよく比べてみると、産業によってはビジネス開拓の余地を見いだせたり出来そうですよね。わたしは現在専門学校で"広く浅く"モノゴトを学んでいるので、狭く深く調べ上げる余裕はないですが、今後の宿題として頭の片隅に残しておきたいと思います。

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)