あっこの異文化交流日記

バンクーバー留学や各国の文化・トレンドについて情報発信しています♪

日本にはないHow are you?の文化

やっほーこんにちは。あっこです。

 

 日本は猛暑が続いていると思いますが、バンクーバーは25度前後、湿気もないし過ごしやすい気候が続いています(ただしすぐ日焼けする)。前職の先輩が「バンクーバーはまじで一瞬で日焼けするから気をつけな!」と言って日焼け止めをプレゼントしてくださったのですが、その助言をすっかり失念し、今もわたしの足首は真っ赤です。まじで舐めてた。。。

 

 わたしはカナダに来てからカナダ専用のinstagramを開設しています。このアカウントはインフルエンサーや日本の友人はフォローせず、現地で知り合った知人・友人のみをフォローするアカウントで、そうすることにより、わたしがどれだけの人と出会ったかを知ることが出来ます。いま半年経ってもうすぐ150フォローになります。半年で150人!なかなかイケてません?(笑)

 

 今はもう慣れましたが、当初コミュニケーションにおいて違和感を覚えたのは、「How are you?」と挨拶代わりに必ず聞く文化。もちろん英語の授業で全国民が習うので知ってはいましたよ。

 日本で友人や同僚、家族と会った際、みなさまは何と声をかけますか?わたしの場合は、「やっほー」「おつかれー」「おはよー」とかですかね。ですが「おはよう、元気ー?調子はどうー?」と声をかけたことは一度もないと思います。あるとしたら、相手が体調を崩している場合に表現するくらいですかね。

 そう、「How are you?」は日本語に翻訳はできても、使う機会はないんです。先日メキシコ人の友人に「How are you?は日本語でなんていうの?」と聞かれた際、わたしを含め他の日本人も即答が出来ませんでした。「調子はどう?」だと長くて覚えにくいし、「お元気ですか?」はフォーマルすぎるし、結局「元気?」と伝えましたが、アクセントによっては「元気。」になるので、難しいですよね。みなさまなら何と訳しますか?

 

 もう1つ実際にあった話です。前職の管理職の方で毎朝「元気?」と部下に聞いて回る方がいたんです(※決してこの話は悪口でも陰口でもありません※)。わたしの直属の上司ではなかったのですが、正直「なんでいちいち元気って聞くんだろう、みんなうっとうしそうだなあ」と思っていたのは事実です。そしてバンクーバーに来て気づいたんです。わたしが推測するに、あの方は海外在住経験があり、「How are you?」と挨拶したかったんだなと!!!(笑) それに気づいたとき少し申し訳ない気持ちになりました。

 日本のビジネスマンの「How are you?」は、「今日もいい天気だねえ」「昨日のサッカーは面白かったねえ」「今朝また大谷がやったよ~」「先週末のゴルフのスコアが・・・」とかですかね、やはり適切な翻訳はない気がする、、、

 

 海外では知人・友人の間柄でなくともHow are youを使う方はたくさんいます。例えば店員さん、あるいはお客さまから尋ねられるパターンもあります。お客さまの注文を取りに行くと「How are you?」と聞かれるので「I'm good. How are you?」などど聞き返すのですが、人によっては「Thank you for asking!! I'm good」などと、尋ねてくれたことにお礼を言う方もいらっしゃるんですよね。今では慣れましたが、考えてみると日本人にとっては面白いコミュニケーションですし、尋ねただけで感謝されるなんて、お互い良い気持ちになっていいですよね!

 

  今日もまた、何の新しい情報もない日記を残してしまいましたが、こういった些細なことへの気づきがたくさんあり、書きたくなってしまうんですよね(笑)

 まだまだネタはたくさんあるので、明日以降も毎日投稿続けていきたいと思います。

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)