あっこの異文化交流日記

バンクーバー留学や各国の文化・トレンドについて情報発信しています♪

バリアフリー化はどちらが進んでる?

やっほーこんにちは。あっこです。

 

 朝から平日分の食材買い出しに行ってきました。週20時間のバイト代のみの生活なのでなかなか贅沢はできません。ただ、自分で好きなものをつくれるし、食生活を整えることもできるので、シェアハウスに引っ越してから毎週継続してます(5か月目突入(^^ゞ)。

 行きつけのスーパーまではバスで向かいます。バンクーバーはバスが充実していて、車いすの方や障がいを持つ方も利用しやすいつくりになっています。本日も車椅子の方と同じバスに乗車したのですが、そこでふと思ったんです。日本と比べてバリアフリーはどちらが充実しているのだろう、、、?と。

 

 ということで本日は、公共交通機関バリアフリーについて思うがままに語りたいと思います。前職でも関連する分野に従事されてた方がいらっしゃいました、よね?(笑)

 

 ノンステップバス

 バンクーバーのバスは全てノンステップバスです。加えて、車いすの方や足の不自由な方が乗車する際は、バス全体が歩道の高さまで"ウイーン"と下がり、且つ自動でスロープが"ウイーン、ガチャ"と設置されます(効果音でしか説明できず申し訳ないです)。乗車後も、車いすの方用のシートベルトがついているエリアがあるので安心して過ごすことが出来ます。また、前方の座席は折り畳み可能なので、車いすを設置する十分なスペースも確保可能です。近年導入されている日本の電車で同じようなデザインのものがありますよね、あれは用途が混雑時だと思いますが(^_^;)

 とにかく、バスに関してはバンクーバーの方がIT化、バリアフリー化が進んでいるなと感じました。日本のバスはドライバーさんがスロープを設置していますよね。電車でも同じことが言えると思います。また、これを機に日本のノンステップバス事情について軽く調べてみたのですが、国土交通省によると令和2年度時点でノンステップバスは全体の63.8%だそうです。「6割以上」と言われると「結構進んでんなあ~」と考えがちですが、まだ4割弱残ってます。加えて、これはわたしの推測ですが、東京23区をはじめとした大都市圏のノンステップバス化は進んでいても、その他地域の導入率は低いなど地域間の差も少なからずあると思います。

 ロボットなどを活用して車いすや杖の性能をあげるのか、バス側の性能をあげるのか。どちらにせよ高齢化の進む日本において、ビジネスの余地がありそうな領域ですよね(わたしが知らないだけでもう進んでるんですかね、わくわく)。

 

 点字

 改めて。ここまで言及してきませんでしたが、わたしは東京生まれ東京育ちです。なので、正直なところ、自分の住んでいる地域や旅行したことがある地域以外の場所について全く知識がありません。かなり偏ったコメントで「日本をひとくくりにするな!」と思う方も多くいらっしゃると思うので、ここでお伝えしておきます。

 点字をはじめとしたバリアフリー化は、都内に関して言うと、東京オリンピック目途にかなり進歩したなと感じています。わたしが住んでいた地域は、交差点付近や駅前駅ナカ点字ブロック点字版が多く設置されています。

 一方で、バンクーバーでは東京に比べて点字ブロックを見かけません。わたしの感覚だと、都会にしては少なくない?と思ったりします(バンクーバー自体は「大都会」まではいきませんが、かなり都会だと思います)。

 TransLink(バンクーバーの公共交通を管轄する団体)によると、2020年以降に、バス内の音声アナウンスが始まり、2021年になってから、バス停におけるバス情報の点字表示を始めています。これを踏まえても日本の方が発達しているなと思うのではないでしょうか。

 

 

 今回取り上げたトピックだけでバリアフリーを語ったとは思っていません。まだまだ山ほどありますし、わたしが気づかないところにも様々な工夫があると思います。ただ、障がい持つ方だけでなく、バンクーバーには様々な文化や国籍、宗教、ジェンダーを持つ方がたくさんいるので、あらゆる人々に最適なまちづくりって何だろう、と気になり今回取り上げてみました。

 少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

 では今回はこの辺で。

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 

 Have a good day :)