あっこの異文化交流日記

バンクーバー留学や各国の文化・トレンドについて情報発信しています♪

英語以外で「おもてなし力」をあげる方法

やっほーこんにちは。あっこです。

 

先月ロサンゼルス旅行をした影響もあり最近金欠です。金欠なのに、こちらはチップ文化があるので、物価が高いうえにチップを渡さないといけない、、、1回の外食でかなりの出費です。今日は友人とタイレストランに行ってきたのですが、お酒を一切飲んでいないのにランチで日本円にして3000円くらい。なんて高いんだ、、、日本だったら「丸の内で久々の贅沢ランチ♪」みたいな感じですよね。知らんけど。

 

以前の投稿で少しだけお話しましたが、現在韓国人オーナーが経営する寿司レストランでアルバイトをしています。「韓国人オーナーが寿司?それってマジの寿司じゃないよね?」と思う方が多いかもしれませんが、THE日本の寿司も提供しています。とってもおいしいです。また、寿司だけでなく、うどんや焼きそば、どんぶり、枝豆などのおつまみも提供しているので、わたしの感覚だとファミレスに近い気がします。その上、バンクーバーにしてはかなりリーズナブル。1000円以内で帰っていくお客さんがたくさんいます。レストラン的には悲しいですが、回転率もその分良いので人気店です。

 

わたしはサーバーとして、お客さまの接客対応をしていますが、ご存じの通りわたしの英語力はいまだに乏しいです。ですが、多くの常連さんに名前を覚えてもらったり、彼らが手を振ってくれたり、軽い日常会話をもちかけてくれるくらいになってきました。まだまだ伸びしろはあると思っていますが、なぜ約2か月で関係性を構築できたのか、わたしが意識しているポイント2つを今日はご紹介します。

 

特に真新しいことはしていませんし、これは接客業問わず、その他ビジネスでも言えることだと思います。自分の直面している仕事や学業に当てはめて考えていただけたら嬉しいです。途中から偉そうな言い方になってたらすみません、悪気は一切ありません(笑)

 

 

 

1. リピーターのメニューを覚える

 前述のとおり、我がレストランにはたくさんのメニューがあり、メニューを覚えるのがまず大変。且つ、カリフォルニアロールをはじめとした、数々のスペシャルロールを提供しており、あるお客さまは追加でカスタマイズを要求してきます(例えばアボカドを追加しろとか、クリームチーズを追加しろとか)。

 多くの常連さんがいらっしゃいますが、ほとんどの方が同じオーダーをされるので、自然と覚えてくるんですよね。なので、私は毎回「今日はいつものでいいよね?」とか「以前これをオーダーしてたよね?」とお客さまのオーダーをとる前に確認するようにしています。すると彼らは「Amazing!! わたしが来たこと覚えててくれたの?」「君の記憶力はPerfectだね!!!」とか大袈裟と思うレベルのリアクションをしてくれるんです。これを言わせてしまえばこっちの勝ち。基本みなさまおしゃべり好きなので、色々話しかけてくれるようになるわけです。わたしにとっては英語の練習になるので大変ありがたい!!バイト続けててよかった~と思う瞬間に出会えます。

 

 多くのビジネスでも似たような場面がありますよね。例えば、以前雑談のなかでお客さまが話されていたことをもう一回掘り出してみたりとか。お客さまが気にされていたことを振り返ってみるとか。たったそれだけでも信頼関係の構築につながるよな~と思っています。

 

2. お客さまの母国語をつかって接客をする

 これは人によってはパワーがかかりますし、全部の国は網羅できません。限界があります。わたしは現在、「ありがとう」だけであれば、英語、スペイン語ポルトガル語、フランス語、タイ語サウジアラビア語、韓国語、中国語、あとなんだろう、、、とにかく複数カ国の言語で感謝の気持ちを伝えることができます。もし、お客さまが会話されているのを聞いたとき、もしくは出身を訪ねて母国語が判明したとき、その言語で1単語話すだけで、とても喜んでくれます。その反応を受け取ることで私もうれしい気持ちになるのでwin-winですよね。

 以前のブログでお伝えしたか忘れましたが、特に最近スペイン語を勉強しています。もちろん英語の勉強が第一なので、スペイン語学習をYouTubeでする場合は、英語でスペイン語を学ぶようにしています。かなりの割合のお客様がスペイン語圏出身なのでかなり有効。おそらくアジア人でスペイン語が話せる人はそういないので、「どういたしまして」「レシートいりますか?」などスペイン語で伝えるとみなさま感嘆してくれます。(今書いてて気づきましたが、「レシートいりますか?」はチップを払ったあとのセリフだから、チップ稼ぎという点では何も意味がないですね。)

 

 言語だけでなく、その国について知っている文化を伝えるだけでも有効だと思います。ただし、あたりまえの文化ではなく、ローカルの人しか知らないような文化です。わたしの失敗例をお伝えします。学校にアルゼンチン人のクラスメイトがいるのですが、みなさまアルゼンチンと聞いたら「サッカー、メッシ、マラドーナ」ですよね。わたしは彼女に「アルゼンチンについてメッシしかわからない」と伝えた際、「みんなそれしか知らないよね~ははは」と返されました。そりゃそうだ、そんなコメントされて何もうれしくないですよね。逆に「日本について寿司しか知らない」とコメントされたらどうでしょう。「だよね~。どこにでも寿司屋ってあるもんね~」で終わり。他に返し方はあるとは思いますが、そこまで考える気も起きない。

 

 この半年間でかなりの異文化知識を吸収できたので、これからはそれをアウトプットしてさらにインプット機会を増やすタイミングです。いつかこのブログで提供するアウトプットも、新しいインプットのきっかけになればいいなと願っている次第です(*^-^*)

 

 

 ということで今回はわたしの「おもてなし方法」について語ってみました。みなさまの意識するおもてなしもいつか教えてくれたらうれしいです。

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)