あっこの異文化交流日記

バンクーバー留学や各国の文化・トレンドについて情報発信しています♪

カナダ企業の決起集会に潜入!の巻

 やっほーこんにちは。あっこです。

 昨日友人の誘いで、友人(カナダ人)の勤める会社の決起集会&勉強会に参加してきました。人生や仕事におけるファイナンスの重要性を世の中に伝え、人々の暮らしを豊かにすることをモットーにしている企業です。色々なめぐり合わせで、最近ファイナンスに興味を持ち始めたことから、ご招待いただきました。

 

 ヒルトンホテルの1室を貸し切って500名前後の社員が参加する大規模な会だったのですが、日本企業との違いが見えてとても面白かったので、本日は企業文化・風土の違いをテーマにブログを書きたいと思います。

 

 わたしが日本企業で働いていた時も、キックオフや四半期レベルでの情報共有会みたいなものはありました。役員あるいは部長クラスの方々が、各部署の事業状況や実績などを共有したり、会社のミッションやビジョンを再確認したり、、、。前職はかなり大きくて堅実な会社だったので、そこらへんは非常にしっかりしていました。

 

 今回わたしが参加した決起集会の目的は大きく2つあります。

 - 新しい企画(キャンペーン)について社員に紹介

 - 社員のモチベーション向上

 改めて会社の一体感を意識させ、社員を鼓舞するために、10名以上のリーダー層の方が順番に登壇されたのですが、なんと朝8時から夕方4時まで(笑) 昼休憩はあったものの6~7時間拘束される大規模イベントでございました(笑)

 

 その中で垣間見えた日本と違う雰囲気

1. 登場シーン

 各リーダーが登壇される際に、各人がセレクトした登場曲が流れます。それに合わせて社員は起立して手拍子、たくさんの歓声もありました。まるで音楽フェスの出だしのような雰囲気。リーダーたちもノリノリで、「もっともっと~!」みたいな、社員に盛り上げを促す仕草も見られました。

 

2. チャント

 各会社にビジョンやスローガン、バリューなどあると思いますが、この会社には「チャント」があります。文章で説明できないのですが、リーダーが合図を送ると、社員全員でスローガンを口ずさむんです。スローガンというより「合言葉」と言った方が近いかもしれません。とにかく、一歩間違えたら"宗教"と言われそうですが、社員に一体感を植え付けるための1つの施策だなと感じました。

 

3. クールダウン

 前述のとおり、本決起集会は非常に長丁場でございました。なので時々、「起立して伸びをしてみましょう~」「隣の人の方をマッサージしてあげましょう~」とかいうクールダウンタイムがあるんです。日本にもありますよね。初めて経験したびっくりクールダウン方法が

 「隣の人を見つめてYou are beautifulと伝えましょう!」

 最初聞き間違えかなと思いましたよね。どうするんですかそこで男女が恋に落ちちゃったらねぇ~??みたいな(笑) でもこのクールダウンの効果は絶大。みなさんキャッキャしながらお互いを褒めあい、良い眠気覚ましになってました。

 日本でこんなことやったらハラスメントって言われそう。隣の人の方を揉むことさえ禁じられそうですよね。

 

 

 この決起集会で一番印象深かったのは、自社の取り組み意義について、かなりの時間を割いていた点。なぜこの会社が社会にとって必要なのか、人々にどんな好影響を与えるのか、を各リーダーが具体例をあげて説明していました。大きい会社にいるとどうしても「なんでこれやってるんだっけ?」「わたしの代わりなんていくらでもいる」みたいな感情に陥ることありますよね。

 「各人にdesireを持って取り組んでほしい、その先にpassionがあり、enthisiasmがある。もし、これらを持たずに毎日9時から5時まで働いているのだとしたらそれは時間の無駄だ!」と1人のマネージャー層が仰っていましたが、その通りですよね。各人が目的や取り組み意義を理解し、それに賛同することで、やりがいを感じて仕事ができます。わたしの友人もやりがいを持って楽しく仕事をしています。「社畜」というとマイナスに聞こえがちですが、ポジティブ「社畜」って感じ。

 

 こーゆー「ザ・海外」みたいな会社で一度は仕事してみたいなあ~と思った1日でございました。ちなみにこの会社、11月に社員旅行でハワイに行くそうです。なんてこった、、、。

 

 昨日「日本人モテる説」について書くと言ったにもかかわらず、また別のテーマに変更してしまいました。とっても素敵な印象的な会だったので、急いで記事にしたかった次第です。いつか実際に海外企業に就職した際のレポートをまとめられるといいな~と切に願っております♪

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)

 

 

 

 

 

みんな違ってみんな良い!自分を好きでいることの大切さ

 やっほーこんにちは。あっこです。

 カナダに来てもう9か月。あっという間に楽しい夏も終わりました。なかなか自分の理想とする英語力には到達しないし、むしゃくしゃすることもありますが、非常に充実した9か月を送っているなと実感しています。

 精神的な変化や成長を日々感じているのですが、中でも一番変わったのは「自分のことを好きでいること、自信を持つこと」です。これ、なかなか難しいことですよね。日本にいた頃のわたしって、「勉強や仕事はやった分だけ伸びるから、そのうち自信がついてくるけど、外見って遺伝だからしょうがない、もう自分を受け入れるしかない」みたいな、わりと諦めモードなマインドでした。今でも諦めモードは残っていますが、だんだん「満足」や「自信」、「向上」といったプラスの方向に変わってきています。

 

 ご存じの通り、カナダって本当に様々な国の方が住んでいます。そしてほとんどの方が、自分の内面と外見に自信を持っていますし、自分自身に誇りを持っています。言い方が難しいのですが、例えば、ちょっとふくよかな女性がいるとしましょう。一般的に、日本だと体型を隠そうとしますよね。太ってない方でも隠そうとします。なんなら、「隠して着やせ」を売り文句に商売をしている衣服店も多いと思います。しかし一方で、カナダにいるみなさまは自分の好きなファッションを好きなように着こなします。お腹を出したり、腕や足を出したり、、、。周りの目を気にせず、自分らしさをアピールする、とても素敵だなとわたしは思います。

 日本がそうならない理由はおそらく、共通した理想像があるからです。イマドキはKポップアイドルでしょうか。彼ら彼女らが憧れになることにより、「腹筋は割れてないと、足は細くないと、色白じゃないと!」と、どんどんそちら側に寄っていきます。

 

 韓国という切り口から、2つ例をお話ししましょう。

 もしかしたら以前投稿しているかもしれませんが、わたしのマブダチであるメキシコ人のIちゃんには韓国人の友人がいます。彼女はメキシコに1年間滞在していたそうなのですが、その間健康的にぷっくり太った(標準的な体型になった)んだとか。良いことですよね!有意義な生活を送れている証拠です。

 その後彼女は韓国に帰国したのですが、そこで待ち構えていたのがお母さま。娘の見た目の変化に衝撃を受け、すぐに「スクール」に強制加入させたんです。韓国には体型を戻す、整えるためのスクールがあるそうで(カリキュラムは存じ上げません)、たった数か月で"スリム"体型に戻りました。それだけでなく、お母さまは彼女に顎を整形するように促し、顔も体型もすっかり別人になってしまったのだそうです。まるでドラマのようで、現実とは思えない出来事。。。

 結局彼女は今どうしているかというと、この韓国文化にうんざりし、自分が自分らしくいられるメキシコに移り住むことを決意しました(現在もメキシコにいるそうです)。

 

 もう一つ。わたしの韓国人の男友達には香港人の彼女がいます。以前彼のお母さまに彼女を紹介したそうなのですが、お母さまが言ったそうです。

 「国際結婚って文化も違うし大変そうだし、彼女ちょっとぽっちゃりしてるわよね

 国際結婚に抵抗感を感じるのは分かりますが、体型って関係ありますか??わたしは香港人の彼女とも友達なのですが、正直言ってぽっちゃりしていません。確かにKポップアイドルのような体型ではないですが、ごく普通のヘルシー体型、非難される要素ゼロって感じ。

 

 韓国のお母さま批判をする流れになってしまいました、、、全員が全員ではないですし、あくまでも一例で、わたしは彼女たちの批判をしたいわけではないです。見た目や体型の考え方もまた、各国の文化なので、良いところも悪いところもあると思います。ただ、人生を長く生きる上で、自分自身を尊重できること、好きでいることって本当に大事なので、人類みな自分自身を受け入れることができたらいいな~と思うこの頃でございました。

 人によって生きやすい場所って違うと思うんです。ある程度ステレオタイプが固まってた方が自分磨きしやすい!!って方は日本や韓国の方が居心地がいいだろうし、個性を出したいって方はアジア圏外の方が生きやすいかもしれません。そういった点で、"わたしは"カナダで生活している方が自分らしさ出せて良いな~と感じます。

 あとは話が逸れますが、カナダにいた方がモテるので自己肯定感があがります(笑) 日本人は結構モテるんですよ。なぜか知りませんが(笑) 今思いつきましたが、次回は日本人女性モテる説について少しお話ししようかなと思います(笑)

 

 本日はなんだか、なんの話をしたかったんだろうって感じですね。。。いつも要点がめちゃくちゃで本当に申し訳ないです。とにかく、今のわたしは内面にも外見にも自信が持てるようになってきたし、そんな自分が好きだなと思い始めたので、こーゆー自分を積み上げていけたらいいなと思います!!という宣言でした♪

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)

 

カナダの就活事情第二弾 コネが一番大事

 やっほーこんにちは。あっこです。

 現在バンクーバーにて絶賛就活中でして、今朝非常に大事な面接があり、この週末居ても立っても居られない状態でございました。結果の連絡はまだ来ていませんが、とりあえずベストは尽くした!後悔はなし!ということでブログも再開いたします。

 

 以前就職活動の違いというテーマを取り上げましたが(https://akkoinfo.hatenablog.com/entry/2023/08/04/021231)、この記事ではレストランやカフェなどのサービス業に図らずもフォーカスしていました。当時、オフィスワークの就活を始める前だったので、知識が乏しかったです。。。ご容赦を。

 バンクーバーでオフィスジョブに就くのは本当に難しいです。なぜなら就活で一番重要なのは「コネ」だから。日本とここが大きく違います。ということで本日は、バンクーバー就活事情第二弾をお届けいたします。

 

 数か月前に、IT業界への就職あるいは転職を目指す女性向けのトークイベントに参加してきました。40名程度の参加者がいらっしゃいまして、みなさまIT関連のバックグラウンドをお持ちで、且つ英語もペラペラ。わたしからすると全員ハイスペック。

 しかしながら、そんな方々ですら就活に苦労しているんです。「就活し始めて3か月経ったけどまだ職が見つからない」のは良くある話。なぜか。彼女たちには「コネクション」と「カナダでの就労経験」がないからバンクーバーのみなさまは、家族や友人の雇用、あるいは彼らの紹介によって新しい人を雇う傾向にあります。これは推測ですが、おそらく採用コストや情報の非対称性のリスクが軽減されるからでしょう。面接も一度で済むでしょうし、いちいち求人広告を出す必要もなくなります。なので、何百もの履歴書を送ることよりも、いかに社員や重役とコネクションを持てるかが非常に重要になってくるわけなんです。

 

 以前別のトピックでお伝えした気がしますが、わたしが働く寿司レストランにはたくさんの常連さんがいます。最近何人かの常連さんと非常に親しくなったので、先月から彼らへの「就職活動」をスタートさせました(笑) まあ、働きながらなのでなかなか難しいですが、彼らがわたしのことを採用してくれたらいいなあ~と思いながら、彼らとの関係構築に努めています。

 先日、成果が実ったのか、一人の常連さん(50代前後のおそらく管理職)からこんな言葉をいただきました。

 「君は本当に賢い。こんなところで働いている場合じゃない。もっと良い仕事があるはずだし、君の能力ならできるはずだ!!」

 嬉しいお言葉ですよね。後日来店された際に、わたしの職探しの悩みをお伝えし、相談に乗ってくれそうなところまでいったので、もし路頭に迷ったら彼に泣きついてみようかなと思います(笑)

 

 本来ならばわたしの成功談をお話ししたいところだったのですが、もう少し時間がかかりそう(成功するかも分からない)です。本当に難しい、、、。ただ、わたしはコネクションづくりが得意なので、うまく「コネ入社」できるようにベストを尽くしたいと思います。

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)

 

 

アジア人は優柔不断? 注文の取り方編

 やっほーこんにちは。あっこです。

 

 昨日韓国人とトルコ人の友人と飲みに行ったのですが、こんな質問をいただきました。

 「日本人って注文決めるの遅いの??」

 

 この回答についてお話しする前に前提をお伝えします。食事をオーダーする際、日本では「すみませーん」とお客さま側からサーバーに声をかけることが多いですよね。あるいは、IT化が進んでいるので、タブレットスマートフォンからの注文も当たり前になってきているかと思います。

 一方でカナダ。アメリカやヨーロッパも共通しているかと思いますが、基本お客さまから声はかけません。ある意味マナー違反です。どうするかといいますと、基本アイコンタクト。アイコンタクトで気づかない場合は黙って挙手が当たり前です。たまにイケメンやべっぴんさんがアイコンタクトやウインクしてくることもあります。こちらとしてはご馳走様です~って感じでモチベも上がります。ははは。

 また、バンクーバーはレストラン業のIT化が日本よりも遅れているので、オンラインオーダーは基本出来ません。テーブル掲示されているQRコードからメニューを参照することはできますが、そこまで。注文は必ずサーバーの方がとります。ここからはわたしの推測ですが、あまりにIT化しすぎるとチップ文化に反しそうですよね。チップって、いかにサーバーがお客さまに良い"おもてなし"を提供できたかで変わってくるので(もちろん味は大前提)、IT化が進んでいないというよりも、あえて普及させていないのかも、、、!

 加えて、サーバーは日本よりも積極性を求められます。お客さまを席に案内し、2~3分後にはテーブルに伺い注文をとります。呼ばれなくても伺うスタンス。食事中でさえも、呼んでないのに「お味はいかが?」などと声をかけにくるのが欧米流。日本は呼ばれたら動くパターンが多いのである意味受動的だと思います。私個人としては「もう少し受動的でもいいかな~。食事中くらいは落ち着きたいなあ~」とたまに接客を受けながら感じています。

 

 と長々と前提を書いたところで本題。わたしの答えは「はい。日本人や韓国人は他の人たちに比べて遅い」です。なぜなら注文の取り方に文化の違いがあるから。前述した通り、日本のサーバーは基本的に、お客さまの注文が決まるまでテーブルには伺いません。あるいは、勝手にタブレットから注文します。という背景から、そもそも注文をさっさと決める必要がないんです。仕方がない!!!

 日本人からすると「ちょっと待ってよ~急かさなくてもいいじゃん~」みたいな気持ちになると思います。逆に外国人観光客からすると、「あいつらいつになったら来てくれんだよ~」って感じているかもしれないですね。このあたりも、今度各国の友人に聞いてみたいと思います。

 

 ちなみに、ラテン系もなかなか注文を決めるのが遅いです。なぜなら日本の女子高生以上に話すのが好きで、話し始めると止まらないから(笑) ナショナリティだけでなく、その人の性格にもよるので決して一概には言えませんが、一つの指標として、文化の違いとして、みなさまに伝わっていたら幸いです。

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)

 

各国のカンパイのいろいろ♪

 やっほーこんにちは。あっこです。

 先日の日韓比較第二弾(https://akkoinfo.hatenablog.com/entry/2023/08/29/113009

)でも少し取り上げた、目上の方とのお酒の飲み方に関連し、本日は各国の乾杯やお酒の飲み方をテーマにつぶやきたいと思います。

 

 そもそも各国では乾杯を何と言うのか。英語は「Cheers!!」韓国は「짠(チャン)」または「건배(コンベ)」スペイン語は「Salud!!(サルー)」。また、メキシコには伝統的な「カンパイ」の言い方もありまして、

「Arriba, abajo, al centro, pa dentro! 」

 ドリンクを「上に(arriba)、下に(abajo)、前に(al centro)、中に!!(pa dentro)」という意味で、そのジェスチャーをしながら"唱え"、最後にはお腹のなかにお酒を入れるというような流れになっております。なかなかこれを暗記するのは難易度が高い、、、。前述のとおり、これは伝統的な言い方なので、「Salud!!」がノーマルです。

 フランス語は「Cincin(チンチン)」。これはどうしても小学生男子が喜ぶワードですね。わたしにはベルギー人の親しい友人がいますので、よく乾杯をしていますが、人生でこんなに「Cincin」を連呼するとは想像もしていませんでした。

 ちなみにベルギーの公用語はフランス語、ドイツ語、オランダ語の3種類で、地域によって公用語が分かれます。基本フランス語は全員話せて、東部にお住いの方はフランス語とドイツ語、西部にお住まいの方はフランス語とオランダ語、南部にお住まいの方はフランス語のみが公用語になっているんだとか。

 

 飲み方にもちょっとした違いが。日韓比較第二弾にアップしましたが、韓国では目上の人とお酒を酌み交わす際、横を向いてお酒を飲む風習があります。日本には、どこを向かなきゃいけないとかいうルールはありませんが、ここでまたメキシカン文化の登場。わたしはメキシコ人男性とデートをした経験があります。当時一緒にワインを飲んだのですが、乾杯する際に「目を見て乾杯をしないと無礼だ!」と注意されました(笑) Google先生でさらっと調べてみると、メキシコだけでなく、海外では結構共通した文化のようですね。デートの際に「Cheers!! Salud!! Cincin!!」する際は、必ず相手の目を見るようにしましょう。これは相手へのリスペクトを示す礼儀なんだそうです。

 日本人はグラスを下に添えることと、乾杯の瞬間を動画におさめることくらいしか考えていなさそうなので、我々にとっては新しい文化だなと思いました。

 

 ちなみに。これは以前ドイツ人の友人から聞いた話です。もし、誰かがストローをすすりながら自分のことを見つめてきたら、それはナンパの一種です。確か中南米の文化と言っていた気がします。例えば、ナイトクラブやバーなどで、男性または女性がこのような態度をとった場合、それは相手が自分に好意がある証拠なんだとか。なぜこの振る舞いが好意を意味するかは、みなさまなんとなく想像がつきますかね、、、。自分で書き始めたくせに、これ以上は深堀りしたくないので割愛します。。。

 

 と、方向性を見失ったところで、これにて。本日ご紹介したドイツ人の友人もベルギー人の友人も数か月前に知り合った方たちなので、かなり前に聞いたエピソードになります。振り返ってみると、こういった些細なネタも自分の頭の中に埋まっているんだなあと気づかされます。特にお酒ネタはどこの国も大好きなので、別途切り出して取り上げたいなと思っています。

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)

 

 

 

なんでその日本の文化知ってるの?編

 やっほーこんにちは。あっこです。

 「日韓比較第三弾☆」を書き上げる予定がすでに崩れました。自分の計画力企画力の無さに絶望します。。。先を見据えて何を書くか決めるべきなんでしょうが、何しろ「書きたい時に書く、書きたいことを書く」をモットーにしているので、まあしょうがないですね!!

 

 異文化交流を楽しむ中で、多くの外国人が面白い日本語(日本文化)を知っていることにしばしば驚きます。本日は「外国人が知ってる日本文化」をテーマにお話ししたいと思います。もちろん、引き続き韓国人ネタは盛り込んでいきますよ~♪

 

 1. オタク

 外国人が考える「オタク」とは、家にこもって漫画やアニメを見ながら1人で過ごすような"従来"のイメージです。今ではある特定の物事に詳しい人や熱中している人のことをオタクと呼びますよね。「〇〇オタ」とかみたいなね。でもあれですね、今気づきましたが、「〇〇オタ」も「〇〇推し」とかに変わってるんですかね。日本語って難しい、、、。

 とにかく、アニメや漫画文化に詳しい外国人だからこそ「オタク」という言葉を知っています。ちなみにオタクは英語で "nerd" と言います。

 

 2. 柴犬

 本題に入る前に、今までこの漢字を「しばけん」と呼んでいたんですが、「しばいぬ」が正解なんだそうです。わたしの学力、漢字検定8級くらいかしら、、、。

 なぜ知っているかは分かりませんが、カナダでは「しばいぬ」を知っている人は多いんだとか。わたしが推測するに、かなり多くの家庭で犬を飼っているので、そもそも犬に興味があるんでしょう。どこを歩いてもみなさん犬を連れていますし、ホームレスでさえ犬を飼っているのを見かけました。

 

 3. ヤクザ

 ヤクザはかなり有名です(笑) おそらくアニメの影響ですが、ヤクザをテーマにしたアニメってなんですか?(笑) アニメ好きの方教えてください。

 いつもこの流れで話題になるのが、以前ブログでもご紹介した「タトゥー=ヤクザ」のイメージ。ヤクザという単語だけ知ってくれているだけで、こっちも話題を広げることができるので、彼らの知識にいつも助けられています。

考えてみれば意味不明な"ジャパニーズカルチャー" - あっこの異文化交流日記

  

 4. 関西人が撃たれたフリをする「説」

 なぜか知りませんが、多くの韓国人がこの話をしてきます。バイト先に以前、関西人の男の子が働いていたのですが、韓国人の同僚Yちゃんが「ねえねえ、バーンって撃ったら倒れてくれるかなあ??」とニヤニヤしながら聞いてきました。

 ブログを開始したころにもお伝えしましたが、わたしは東京生まれ東京育ちなので、関西人の友人が出来たのは社会人に入ってからです。それくらいの歳になると「バーンって撃つ」ことなんて無いわけでして、正直自分も"撃った"経験はありませんでした。(※わたし同様、この文化が身近ではない方に簡単に説明すると、関西人向かって銃を撃ったふりをすると、必ず撃たれるリアクションをしてくれる、という"説"があります。)

 ということで、わたしも面白がってYちゃんと「バーン」をしに行ったところ、快く「撃たれたフリ」をしてくれました(笑) 彼の心が広くて良かったです。彼らからしたら迷惑でしかないと思いますのでもうしません。

 

 5. メイドカフェ

 先週末の旅行で初めて知ったのですが、韓国にも1店、メイドカフェがあるんだそうです。Google先生によると、オープンしたのは今年の春。数年前にもメイドカフェがあったようですが、「性」を商業化しているとして、シャットダウンされたのだとか。今回できた新しいメイドカフェ完全予約制。また、性的ハラスメントを犯したお客さまにに対しては刑事告発をすることを表明しているため、違法な商売ではないとみなされているそうです(いまだに韓国でのメイドカフェ事業については賛否両論あり)。

 アニメの影響ももちろんあると思いますが、「萌え萌えドッキュン」と声をそろえて笑う韓国人には驚きました。

 また、ベルギー人の友人も、日本を旅行した際にメイドカフェを訪れたんだとか。なんだかよく分からないメイドさんのトレカをゲットして喜んでました。ヨーロピアンからすると、異世界過ぎてびっくりですよね。

 もう一つ、ベルギー人が喜んでいたのはドン・キホーテ。何に驚いていたかというと、「子供のおもちゃ売り場の隣に "オモチャ売り場" があるなんてクレイジーすぎるよ日本!!」。そうだね~しか口から出てきませんでした。この流れでいくと「ラブホテル」も彼らにとっては衝撃的なカルチャーです。

 

 

 日本の文化って本当に面白いんですよ、みなさん。我々が当たり前と思っていることは全く当たり前じゃない。わたしもまだ気付いていない"文化"がたくさんあると思うので、これからも投稿していきたいなと思います。

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)

 

 

 

 

 

日韓比較第二弾☆ 先輩たちのケアが "手厚い件" について

 やっほーこんにちは。あっこです。

 ここ数日、バンクーバーは山火事の影響で靄がかかったような状態が続いています。快晴なのにぼんやりしているというかなんというか。

 

 本日も引き続き日韓比較をしていきたいと思います。今回の記事でフォーカスしたいのが"先輩後輩文化"、特に「年上の方々の後輩に対するケア」についてです。

 まずは日本の文化についておさらいしましょう。日本の先輩後輩文化は、だいたい中学校の部活動からですよね。先輩には敬語、先輩よりも先に集合、部活動に必要な準備は全て低学年が実施、こんなあたりでしょうか。社会人になっても同じような文化が続いてますよね。例えば飲み会。飲み会の企画、準備などすべて若手が実施、乾杯と締めの挨拶を上司に依頼、とかね。ああ、なんだかすべてが懐かしくなってきました。

 では先輩の役目は何なのか。まずは資金面ですよね。これは経済的な問題なので仕方がないというか、お願いしたいところです、、、累進課税制度があるなら、飲み会代に傾斜をつけることも受け入れていただきたい(笑) また、これはわたしの見解になってしまいますが、「言葉や行動などで指導すること、相談にのること」が日本のお世話のカタチかなと思います。言葉でストレートに伝える方もいれば、「俺の背中を見とけ!」的な方もいらっしゃいますよね。

 

 それでは、韓国と日本の先輩後輩文化を比較してみましょう。まず共通しているのは韓国にも敬語があるということ。この文化が浸透しているのは世界で日本と韓国だけだと思います。1歳年上か年下かで呼び方も変わりますしね。マンダリン(中国語)も敬語があるようですが、そこまでしっかりした使用ルールはない様子。広東語(マカオや香港で使われる言語)にも敬語は存在しないそうです。

 また、飲み会文化も似ているところがあります。例えば、先輩のグラスが空く前に後輩が気づいて注ぐ文化(笑) これは韓国も同じです。バトミントン友達のCくんは、社会人になる前の年下ちゃんたちとお酒を飲んだ際に、この"ルール"を彼らに教えてあげたんだとか。あと乾杯時、後輩は先輩よりもグラスを下に添える文化。加えて韓国では、横を向いて口を隠して飲む文化もありますよね。わたしの文章で想像がつかない方はぜひ、梨泰院クラスをご覧ください。

 

 似たような風習が多い二カ国ですが、先週末の旅行で大きな違いに気づきました。本旅行では、バーベキューやその他韓国料理を終始楽しんだのですが、基本的に先輩方がふるまってくれたんです!!!先輩が後輩をもてなすことが、韓国ならではの「お世話の仕方」なんだとか。日本だったら、先輩たちは椅子に座って酒盛り、彼らがお腹いっぱいになったら、残り物を後輩が、みたいな雰囲気ありません??(笑)

 ※決して〇〇ハラを告発しているわけではありません。一般的な伝統的な日本文化をお伝えしている限りでございます。

 また、金銭面のサポートもすごい。わたしが所属するバドミントンコミュニティには50~60代前後のおっちゃんが一人います。彼は今回の旅行に来なかったのですが、バーベキューで食べた肉の約7割を、提供してくださったそうです。来なかったのに、なんで??? 別の日に行われたバーベキューでも、ほとんど先輩方が負担されていたので、お腹いっぱい食べたのに実質1500円くらいしか払わなかった気がします。

 (まあ、今は嬉しいですけど、逆の立場になった時に恐ろしすぎてあまり推奨はしたくないのが本音。。。)

 

 というような出来事があり、先輩のお世話文化に終始驚いた2日間でございました。ちなみに朝ごはんも、年上のみなさまが早起きして準備してくださり、韓国版お雑煮的なものをいただきました。。。写真を載せてみましたが、どうやってもお粥にしか見えませんね。ご容赦を。

 

 日本と韓国は似たような文化や風習をたくさん持っていますが、その中でも細かいところが違って面白いですよね。どっちが良いとかは決められないですが、韓国で年を重ねたら、お金が水のように消えてきそうだなと不安になりました(笑)

 

 もし日韓比較で面白いネタがあったらぜひ教えてください!!

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)