タイのニッチなトレンドと文化とは
やっほーこんにちは。あっこです。
今週のバンクーバーは猛暑。学校の先生から「夏の今週で最後、これから雨の日が増えてくる」と言われたので、鬱にならないようにメンタルケアにいそしみたいと思います。
1年中暑い地域と言えば東南アジア。先日タイの友人とお互いの文化の共通点や違いについて意見交換してきたので、本日は「タイ」をテーマにつぶやきたいなと思います。というのも、その友達、今週金曜日にバンクーバーを離れてしまうんですよ。彼との思い出を振り返るという意味でも、本日のテーマにお付き合いいただけると幸いです。
そもそも現在、タイは軍事政権であることをみなさんご存じでしたか?2014年に軍によるクーデターが発生し、今でも軍事政権が続いています。下院総選挙が今年開かれていますが、いまだに首相が決まらず、3か月以上政治空白状態が続いているようです。
下院総選挙では前進党という民主派政党が第一党を勝ち取り、民主化に少しずつ傾いています。前進党の党首、ピター氏もかなり注目されていますよね。一方で、上院は軍事政権下で選出された議員なので、「ねじれ国会」状態といえるでしょう。なかなか民主派から首相を選出するのは一筋縄ではいかないようです。
と、超ざっくりタイの現状をお伝えしたところで、タイ出身の友人IQくんから見聞きした、ニッチなタイ事情をご紹介します。
1. 吸入器
こちらIQくんがプレゼントしてくれたタイの伝統的な吸入器です。
商品名は "Hong Thai Traditional Thai Herbal Inhaler" 。かなりアナログですが、この蓋を開けるとハーブが詰まっていて、鼻がスーッと通るような香りがします。こんな感じ。
なので、風邪や花粉症で鼻がつまったときに非常に効果的。わたしもバンクーバーで風邪を引いたとき、肌身離さず持ち歩いていました。
この商品の使い方として面白いのが、タイではこの香りのトリコになって常備している人々が多くいるんだとか。IQくんの友人もしょっちゅう香りをかぐんだそうです。体に悪いものではないので、たばこや飲酒と違って良い中毒症状ですよね(笑)
全然関係ないですが、写真撮るの下手くそすぎますね。両方ともボヤけて見える、、、ご容赦を、、、。
2. BNK48
AKB48の姉妹グループ、BNK48はバンコクに拠点をおいています(BNKはバンコクの略)。IQくんはBNK48のファンではないですが、タイではなかなかの知名度だそうで、恋するフォーチュンクッキーのタイバージョンを歌ってくれました(笑) 恋するフォーチュンクッキーの前奏で、「おにぎり~」とコールする場面があるのをご存じですか? わたしはアイドル業界に関して本当に無知なので、初耳でした。BNK48のフォーチュンクッキーでも日本語で「おにぎりコール」が存在するんだとか。歌は国境を越えますね、すごい。
3. 公認会計士の資格取得
IQくんがかつて働いていた業界がアカウンティング業界だったという背景から、監査法人についてもちょいと。日本では4大監査法人と呼ばれる4つの会社がありますが、タイでも全く同じ会社が"4大"と呼ばれているそうです。
また、公認会計士になるまでのステップが日本と異なります。6科目の試験突破後、トレーニング期間を含めた3年間の就労経験が必須で、その後資格を取得できるんだとか。わたしの友人に何人か公認会計士がいますが、彼らは試験合格後に資格を取得しています(でも、なぜか就職後も試験とかなんとか言ってた気が、、、)。
とにもかくにも、日本でもタイでも本当に難しい試験だということを痛感します。尊敬の気持ちでいっぱいです。わたしなんて数字見ただけで眠くなるのに、、、。
4. 支払方法
日本同様、特に若い世代はQR決済が主流です。各銀行がQR決済アプリを構築し、口座管理、振り込み、支払などなど、全て一つのアプリで一括しているんだとか。日本は銀行よりも、IT企業やクレジットカード会社が提供するアプリがシェアを占めているように感じます。
ちなみに、カナダはQR決済が使えません。VISA、Master、Debitが主流。ちなみにちなみに、バンクーバーからPayPayで友人にお金を送金しようと思ったのですが、送金できませんでした(笑)
気候や宗教、言語も全く違うので、文化の違いを探し始めたらキリがないですが、あまり他の人が気にしなそうな分野をピックアップしてみました。
これからも文化の違いをたくさん共有していきたいと思っています。興味のある分野や疑問がありましたらぜひ教えてください。参考にさせていただきます♪
本日も最後まで目を通していただき有難うございました。
Have a good day :)