あっこの異文化交流日記

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海外にもあった蛙化現象

 やっほーこんにちは。あっこです。

 8月のバンクーバーは15~20度。湿気もないので寒いです。半袖にライダースを羽織って、今日も元気に仕事とバイトに行ってきました♪

 

 さて、本日のテーマは「蛙化現象」です。Twitterなどのソーシャルメディアでもかなり話題になっていますよね。実はこの蛙化現象、海外にもあるんです。

 そのまえに蛙化現象の起源と定義をおさらいしましょう。蛙化現象は、グリム童話『カエルの王様』から名付けられたものです。この童話を読んだことがないので、Google様からの情報に頼ります。ある王女様と蛙が出会い、彼女は蛙のことを当初気持ち悪いと思っていましたが、突如イケメンの王子様に変身し、お互い恋に落ちるという物語。この感情の変化、逆転現象がもとになり、「好きになった相手から好意を示された瞬間、気持ちが冷めてしまう」という蛙化現象の定義が生まれました。

 そして現在、みなさんご存じの通り、蛙化現象の定義が変わっていますよね。好きな人の些細な行動により気持ちが冷めること、といったところでしょうか。それも極端に些細な行動。フードコートでキョロキョロしている時、店員さんを呼んでも気づいてもらえなかった時、などなど。わたしは全然共感できませんが、みなさん共感できますか?(笑)

 

 日本の "過度" な蛙化現象については、よそで語っていただきましょう。今回お話ししたいのは海外の蛙化現象について。英語で「ICK(イック)」と言います。アメリカのテレビ番組「Ally McBeal」で生み出された言葉なんだとか。ICKとは、相手のある行動にドン引きする現象、感情です。行動だけでなく服装や臭いなどもありえます。友人に聞いたところ、例えばレストランに一緒に行ったときの無礼な態度(クレームなど)や、口を開けながら食事をする時などです。

※海外ではラーメンも含め、音を立てながら食事をするのは無礼だとみなされます。

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 定義についてはイマドキの蛙化現象の定義とほぼ同じでしょう。Google先生で調べてみても、自分の趣味じゃない服を着てた、絵文字が多い、部屋が汚い、声がでかい、などなど、日本でも出てきそうなエピソードが並んでました。

 ただ日本は程度が違う。 友人に蛙化現象 in Japanの例をお話したら、「とうてい理解ができません」と言われました(ちなみに彼女は韓国人です)。例えば絵文字。「この絵文字使うヤツキモイ!」とか話題になったりしますが、あまりにも理不尽なコメントありません?「💦」使う人なんかやだ、みたいな。そもそも海外では、筋が通る絵文字を使わないと、意味が伝わりません。絵文字は日本産なので、日本人は思いのままに使用できますが、各絵文字には英語訳があるんです。なので、用途を間違えて利用すると誤解を招きかねません。

 話が逸れますが、わたしのエピソードを1つ。私は「オワタ」「絶望」を表現するときに、エンジェルの絵文字😇を利用していました。例えば、「残業で飲み会行けない😇」とか。ですが、この絵文字、誰かが親切心や誠実さを見せたときに利用する絵文字で、意味が全く違うんです。わたし独自の利用方法でドイツ人の友人にメッセージを送った時、「なぜ君は気分が落ち込んでいるのに、絵文字は幸せそうなんだい?」と質問されました。以降、この絵文字を使ったことはありません。

 

 といったところでお開きにしましょう。

 わたしの独断と偏見がかなり入ってしまいました。あくまでも個人的な意見です。ご容赦ください。

 各国のICKについてアンケート取ったらおもしろそうですよね!文化によって重要視しているポイントが違うから、日本人が納得できないネタもありそう。余裕があったらやってみましょう!!!

 

 本日も最後まで目を通していただき有難うございました。

 Have a good day :)