日本にない "食べ残し持ち帰り文化"
やっほーこんにちは。あっこです。
バンクーバーに来てすぐに感じた「お持ち帰り文化」の違いについて、本日はつぶやきたいと思います。
アメリカやヨーロッパに旅行されたことのある方はご存じだと思いますが、多くの国では食べ残しを持ち帰ることが可能です。レストランがお持ち帰り用の箱を常備しているので、「残り物を持ち帰らせてください」と言うと、箱を渡してくれます。この箱の正式名称については、呼び名が人それぞれなので分かりませんが、「To Go BOX」や「container」と呼ぶ方が多いかもしれません。このブログ上ではTo Go BOXで統一しようと思います。
この文化、フードロス削減になって良いですよね。食べたいものを頼んで、余ったものは持ち帰れば良いのですから、色々なメニューを試すこともできると思います。
ではなぜ日本には持ち帰り文化がないのか。なんででしょうね。日本には「残さず食べましょう」文化があるので、自分が食べれる量しか頼まないのが暗黙の了解だから、というのが一つの理由な気がします。わたしのバイト先では、多くの方が「To Go BOX下さい」と言ってきます。彼らは「それ絶対に食べきれないよね?」という量を最初から頼んでいるんです。そんな光景、日本ではあまり見ないですよね。そこは大きな違いだと思います。
逆に日本では、持ち帰ろうとすると行儀が悪いと思われることもありますよね。大学時代に友人と海鮮丼を食べに行った時のこと。あまりにも量が多くて食べきれなかった時に彼女が、「これお持ち帰りできませんか?」と質問したんです。当然断られたのですが、当時彼女のことを「お持ち帰りできるわけないじゃーん」「お持ち帰りおばさんじゃーん」とみんなでからかっていたのを思い出しました。
(※決してイジメではありません。彼女は今でも仲の良い友達です。)
今思えばこの彼女の発想は間違っておらず、あの時持ち帰れていれば、フードロスに貢献出来ましたよね。
一方で、「フードロス」とは言ってますけど、持ち帰ってから食べない可能性だってありますよね。とりあえず持ち帰って、「やっぱこれ食べる気分じゃないや」ってポイって捨てるパターン。想像がつきます。
ただ、少なくともフードロスのきっかけづくりにはなるので、ぜひ日本でも導入してほしいなと思います。今日本は世界で一番外国人観光客が多い国と聞きました。彼らはTo Go BOXで持ち帰りできる前提で料理を注文するかもしれません。そういった「観光客対応」という観点からも、持ち帰り文化を導入すると良いのではないかなあ、、、。
To Go BOXは基本リサイクルで製造されていると思いますが、これをさらに「折り畳み弁当箱」とかに変えられるとさらにエコですよね。エコバックならぬ「エコボックス」的な。小さい鞄にすっぽり入って、組み立てたらボックスになって、食べ物を持ち帰れる的な。
なんかこーゆー、今後トレンドになりそうなことを先読みして商品開発・商品販売するのって本当に難しいですし、リスクも高いと思いますけど、ロマンがありますよね。わたしはワクワクします。
と、ちょっと気持ち悪い癖が見え隠れしたところで、本日のつぶやきは以上にします。実は本日のブログ、今朝書き始めたんですけど、バイトの時間になってしまい書き終わらず、、、飲み会から帰宅後に後半部分を書いています。正直心配です。
各国のお酒文化についても今度書きたいと思っているのですが、もう少し学習してからみなさまに展開したいと思います。
本日も最後まで目を通していただき有難うございました。
Have a good day :)